VOL.13 「和をもって貴しとなせ」について
私のブログ「りっぷんちぇんしん」にお越しくださり、ありがとうございます。
台湾の言葉で「リップンチェンシン」は日本語で「日本精神」。
日本では希薄になってしまった素晴らしい日本人の気質が台湾に残っています。その精神を再び母国である日本に復活させたいという気持ちでこのブログをはじめました。
「和をもって貴しとなせ」…学校で習ったのは、仲良くしましょう!?
十七条の憲法が制定される前は…
時代は推古天皇の時代。
政治は聖徳太子が行っていたころ。
国内はてんわやんわの大騒ぎ💦
その混乱に乗じ朝鮮南部の日本の領地に、新羅軍が
攻め込みました。
(まぁ、この人たちは大昔から人にチョッカイかける
のが好みのようで…😅)
それに対して日本は本土から鎮圧軍を送った結果、
新羅軍は降伏!
しかし、ほとぼりが冷めると新羅は再び侵攻…。
(これもまた今と変わらない…約束を守らない人たち
ですね😰😰)
国内では皇族が2人も突然亡くなったため
「神々が新羅征伐を望んでいない…」という見方で
軍の派遣を中止しました。
新羅にチョッカイをかけさせないために…
ここで日本側が考えたことと「新羅にまたチョッカイ
をかけさせないようにするには…??」。
この答えが十七条の憲法でした…。なぜ??
まずは自分達が率先した秩序ある国を作ろう!
他国を攻める必要をなくすために。
というのも、上下関係をハッキリさせる。
さらにそれだけでなく「上下一体となって議論
しよう」との目的なのです!
十七条の憲法…和をもって貴しとなせ
この有名な一文、学校で習ったのは
「みんな仲良く」…。
どうもこれが違うらしいのです❗️
「上和下睦(かみやわらぎ しもむつまじ)」
上の人が 和らげば、下のひとは睦まじくなる…
そしてその雰囲気の中でしっかり議論を
しなさい…
ここが大切なのですね。
仲良くても言うことが言えない雰囲気…
これではいいものができませんよね!
十七条の憲法…第一条
「一にいはく。
和を以って貴しとなし、
忤(さから)ふこと無きを宗とせよ。
人みな党(たむら)あり、
また達(さと)れるもの少なし。
ここをもって、
君父に順(したが)わず、
また隣里に違ふ。
しかれども上和ぎ下睦びて
事を論(あげつら)ふに諧(かな)ふとき、
すなわち事理自ずから通ず。
何事か成らざらん。」
小名木善行先生 ねずさんの学ぼう日本史から
ここを読むだけでも聖徳太子の思いが
伝わってくるような…😊。
最後に
私もこれを知った時には
正直なところ…
おどろきました🫢
戦後教育をそのまま信じる事の危険性…
そこまで言わずとも、本質を見誤るなと…。
このような事を、
これからも発信してゆきたいです。
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました!
日本をカッコよく‼️👍
したいですね🇯🇵🇯🇵