3;11月23日は新嘗祭(にいなめさい)です!
今日、11月23日は祝日で「勤労感謝の日」です。
しかし太平洋戦争に負けるまでは「新嘗祭」の日でした。
日常の名称は「勤労感謝の日」に変わりましたが、皇居や全国の神社では
現在も「新嘗祭」は行われています!
新嘗祭
1;新嘗祭って?
なかなか聞きなれないお祭りの名前ですが、「五穀豊穣の感謝祭」です。
古いお祭りで、西暦640年ころの皇極天皇の頃から始まったようです。
この5年後には日本の国が大きく動く、大化の改新(乙巳の変 )が起きた
ころになります。
2;誰が何をするのか?
その年の最初に収穫された稲穂(初穂といいます)を神様にお供えして
天皇陛下も召し上がって、神様のめぐみに感謝するお祭りです。
そして天皇陛下は神様のめぐみに感謝し、日本の国と国民の安寧を祈る
大切なお祭り、儀式です。
他に一般の庶民も、新しい穀物を神様に供え、
食べて収穫を祝うお祭りもしていたようです。
(↑ここ大切ね!)
お米や野菜以外にも静岡県の焼津市からは「かつお節」も献上されている
ようです(驚き!)。
私はてっきり、お米だけを供えるのかと思っていました・・・。
3;新嘗祭で大切なこと
やはり新嘗祭で大切なことは、食べ物への感謝ではないでしょうか!🧐
お米・・・もっとも大切なことである、高天原で天照大神による「三大神勅」の
一つ、「斎庭の稲穂の神勅(ゆにわのいなほのしんちょく)」。
天照大神が邇邇藝命(ににぎのみこと)に「地上に降りて、このイネを育てて
人々が食べることに困らないように・・・」と渡されたのが稲なのです。
これ、とても有難〜いことで、いま食べているごはんは天照大神が未来ずーっと
国と人々が栄えるようにと渡されたものを現代でも食べているのです!
なんと有難いことでしょうか。ごはんの一粒一粒を神様からのめぐみと思わざるを
得ないと思うのです!(しかし今の私、早食いなので感謝できないときも多い
のです(泣))
4;おしまいに・・・
この新嘗祭について「神社チャンネル」というYouTubeで詳しく解説されて
います。そちらもご覧になっていただくと、とてもわかりやすいかと
思います。ぜひご覧ください!!
また「美味しいごはん」、この映画もお米の素晴らしさを教えてくれる
とてもいい映画なので機会あれば観てください!
地元の八幡神社です。カラーケースにお米がびっしり入ってました😨😨😨❗️